カットモデル体験してきました

今日は以前から興味があったカットモデルになりました!

 

使ったアプリはみなさんご存知かと思いますが、

minimo」を利用して、美容師さんとマッチングしてもらいました。

minimodel.jp

 

"お客様"と"カットモデル"の違い

※人生初のカットモデルに行ってみたことへの感想であるため、個々人で体験したこととは異なることはご承知いただきたい。

 

営業時間内と営業時間外

私が行った店舗は、という前提ではあるが、

カットモデルは営業時間外に施術の練習台として髪をカットしてもらった。

スタイリストさんのオススメにより、さらにパーマまでやってもらった。

営業時間外であるため、お店の雰囲気もスタイリストさんの雰囲気も営業時間内よりも、いい感じに緊張感がゆるまった空間だった。

前回まで切ってもらっていたお店は、営業時間内に客として訪問していたため、スタイリストさんもキビキビと時間に追われながら、効率的に働く姿があった。

 

私が行ったのは、営業時間内と営業時間外がちょうど入れ替わるくらいのタイミングで伺ったため、終礼も実施されていた。終礼完了待ちの時間が15分くらいあった。

他の組織の終礼を聞くことはなかなか機会がないため、貴重な時間だなーと思いながら待つことが出来た。終礼では、1日の振り返り、ちょっとした工夫をしよう、客単価UPさせようといったことを共有していて、当たり前といえば当たり前のことを着実に出来ていることは組織として魅力的であるように感じました。

 

そんな終礼が終わるのを待っていた時に感じたのは、店舗の優先順位が

 

「終礼>>>カットモデルが待つこと」

 

であること。

これは当たり前であるが、私はカットモデルであり、客ではないということを肌に経験出来たことは良かった。

  • 客: お金を払って、サービスを受ける人。そのため、"お客様"として優先順位高く対応してもらえる。
  • カットモデル: 切ってほしい髪を持った歩くマネキン。そのため、"お客様"ではないため、優先順位低く対応されることになる。

お金を払うことの意味を理解する上でも、この経験は得られて良かった。

 

加えて、営業時間外であることから、スタイリストさん同士の雑談を耳にしながら、カットしてもらっていたため、店舗スタッフの素の姿も感じられた。

"お客様"としてしか行ったことがない空間に、"お客様"じゃない自分で行くと全然違うモノが見られる。練習終わりの部室のような空間を感じられて、私は勝手に懐かしみを感じていた(笑)

 

サービス品質

 

「"無料"であることにより、いい加減なカットをされないか?」といったことを思っていたが、それについては全く心配する必要がない。

そもそもスタイリストさんは自らの腕を磨くための練習台(カットモデル)を求めている。練習であれ、営業中の"お客様"を相手とする時であれ、目の前の髪に全力で向き合えない人は自らの腕を磨くことは出来ないはずである。

当初カットのみの予定だったが、スタイリストはリアルな練習台(私)を前にパーマもやりたいという姿勢があった。断るのも面倒に思ったし、パーマをするとどうなるのか気にもなったので、スタイリストさんの提案を了承した。

そのため、スタイリストはきちんと私というマネキンに向き合って、カットと(予定にはなかった)パーマをやってくれた。そもそも人生でパーマなんてやったことがなかったが、これまで見たことのない自分の髪型に出会えて、大満足の仕上がりだった。

むしろ、「これだけしてくれたのに、お金を払わなくて良かったのか?」と思うくらいのサービスを提供してくれた(無料で)。

指名したスタイリストさんの「技術向上への姿勢にひたすら関心するしかない」という状況だったため、逆に辛くなった(笑)

 

まとめ

こんな人にカットモデルはオススメできるかなと思っています。

  • 「自分はマネキンである」という自覚を持てる人
  • 営業時間外の店舗で何があっても、受け入れられる人(常識的にあり得ないようなことは発生しないけれども)
  • 「自分の腕を磨いたい」という一心で取り組んでいる人に会いたい人

 

大満足のいく時間だったから、また今度も同じスタイリストさんのところにカットモデルとして伺うことにします。

ただ、次回は手土産のひとつくらいは持って、会いに行きたいモノです。

 

私も「仕事に対するスキルを磨く時間をもっと作ろう」と思う時間でした。

この感想を持てたことが何よりも収穫です。